「人といると疲れる」
「嫌な人がいると、すぐ辞めたくなる」
「一人でいる方が落ち着く」
そう感じて、自分を責めたことはありませんか？
私はずっとそうだった。
仕事をしても、人に気を使いすぎてヘトヘトになり、
職場に苦手な人がいるだけで、呼吸が浅くなる。
「また続かなかった…」って、自分を責めてばかりいた。
でも最近、気づいたんです。
これって、“性格の弱さ”じゃなくて、心の後遺症”なんだと。
■ 毒親育ちの「人疲れ」は、過去の記憶が原因
毒親のもとで育つと、子どもの頃から常に空気を読んで生きている。
怒られないように、否定されないように、
「どうすれば相手が機嫌よくしてくれるか」を常に考えていた。
その結果、「人＝怖い存在」という前提が心に染みついてしまう。
大人になっても、
上司・同僚・友達など、誰と関わっても心が緊張してしまう。
そして、自分を守るために距離を取る。
それが「一人が楽」「嫌な人がいたら辞める」に繋がっているだけ。
つまり、あなたが悪いんじゃない。
“昔の自分を守るための反応”が、今も自動で働いているだけなんです。
■ じゃあ、どうすれば治るの？
いきなり「人と仲良くしよう」とか「我慢しよう」とする必要はない。
むしろ逆。
「人を信じる前に、自分を信じる練習」から始めるのが大事。
① 「疲れた」と思ったら、すぐに自分を許す
人に疲れるのは、あなただけじゃない。
それを「ダメだ」と思うから苦しくなる。
「今日は人と関わっただけで頑張った」と言葉にして、自分を労って。
毒親育ちは、“頑張ることが当たり前”に育てられているから、
まず「頑張らない日」を肯定することからリハビリが始まる。
② 「安全な人間関係」を少しずつ作る
いきなり多くの人と関わる必要はない。
ひとり、安心できる人を見つけるだけでいい。
否定せず、聞いてくれる人。
そういう人と過ごす時間を“正しい人間関係の再学習”に使おう。
あなたの中の「人＝怖い」という記憶を書き換える時間になるから。
③ 「一人でいる時間」を罪悪感なく楽しむ
毒親育ちは、“休むこと”や“ひとり時間”に罪悪感を持ちやすい。
でも実はそれが、心を整える最強のセルフケア。
静かな時間を「逃げ」じゃなく「回復の儀式」として過ごすと、
自然に他人との境界線が作られるようになる。
■ 無理に“社会的に正しい人間”を目指さなくていい
「人付き合いを頑張らなきゃ」
「続けられない私はダメだ」
そう思う必要はない。
あなたは、“人を喜ばせる訓練”を何年もしてきた。
もう十分すぎるほど頑張った。
これからは、
「どうすれば疲れずにいられるか」
「どんな環境なら呼吸しやすいか」
その“自分軸”を取り戻す方が大切。
🌿さいごに
もし今、あなたが「人に疲れた」「また仕事を辞めてしまった」と落ち込んでいるなら、
それは“弱さ”じゃなく、“回復途中のサイン”。
人間関係に疲れるあなたは、
誰よりも人を思いやる優しい人です。
そしてその優しさを、
これからは自分にも向けてあげてほしい。
アダルトチルドレンの心の後遺症を治す方法
▶︎結婚をして毒親と距離を置いて、パートナーと自分の人生を謳歌する。
（親の恨みや怒りが和らいで、解毒できるかもしれません。）
▶︎アダルトチルドレンの本を読み漁り、自分を知った上で、治らないそうなら、セラピーに行く。
普通にしてたら、そんなすぐにはアダルトチルドレンの後遺症は治りづらいのでは？？
とアダルトチルドレンの私は思いました。
生きてるだけであなたは偉い。同じような辛い境遇で生きている人はネット上にどこかにいる
それを知れるだけでも心の辛さの負担が軽くなるのではないかな・・・。
