「趣味がないアダルトチルドレン」──私たちは“楽しむ許可”をもらっていないだけ。

気づいたら、もう何年も「好きなこと」が思い浮かばない。
休日もただぼーっとして、SNSを眺めて、
「みんな趣味があっていいな」と自分を責める。

でもね、それはあなたが怠けてるからじゃない。
“楽しむ許可”をもらってこなかっただけなんです。


🌙 子どものころ、こんな言葉を言われなかった?

  • 「そんなことしてないで勉強しなさい」
  • 「遊んでる時間があるなら努力しなさい」
  • 「お金にならないことに意味はない」

これ、アダルトチルドレンの多くが経験してる言葉。
つまり、“楽しみ=悪”“好きなこと=ムダ”という価値観が心に刷り込まれてる。

だから大人になっても、
「何かやってみよう」と思った瞬間に
心の奥でブレーキがかかるんです。


💧 趣味を「探す」より、まず「許す」

ACにとって、“趣味を見つけよう”は少し難易度が高い言葉。
まず必要なのは、“楽しむ許可を出す練習”です。

たとえば👇

  • カフェでゆっくりして「何もしてない時間」を味わう
  • 夕日を見て「きれいだな」と思う
  • スーパーで“ちょっといいお菓子”を買う

これも立派な「趣味の入口」。
“やってみたい”を小さく叶える練習を繰り返すと、
心の感覚が少しずつ戻ってきます。


🌸 「向いてる趣味」を探すより、「安心できる環境」を作る

趣味って、“自分が安心できる場所”があると自然に芽生えるんです。

たとえば──

  • 一人で散歩しながら音楽を聴く
  • ひとり旅(近場でOK)
  • 写真を撮る
  • 日記を書く・SNSに思いを残す
  • インテリアや料理を工夫してみる

ACの人は「誰かに評価されない趣味」の方が続きやすい。
“正解がない・比べられない・怒られない”ものを選ぶといいです。


🌼 それでも「何もしたくない」ときは?

それは、心が疲れ切っているサイン。
無理に動かず、“何もしない勇気”を持ってOK。
何もできない時間こそ、あなたの心が再生してる証拠だから。


☀️ 最後に:趣味は「自分と仲直りする時間」

アダルトチルドレンにとっての趣味は、
“生産性のない時間”じゃなくて、
“親に奪われた自由を取り戻す時間”。

だから、うまくできなくていい。
形にならなくていい。

「私はこれが好きかも」って思えた瞬間、
それがもう、癒しの第一歩です。


💬まとめ

  • 趣味がないのは“怠け”ではなく“許可されなかった”から
  • 小さな「これ好きかも」を積み重ねる
  • 正解より「安心」を優先する
  • 何もしたくない時は、何もしなくていい

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