婚活をしていると、
「初回デートでは男性が奢るのがマナー」
「男性の懐具合をチェックするために財布は出さない」
などの “鉄板テク” らしきものがよく語られます。
でも、ちょっと待ってください。
そのマインド、本当に「ハイスぺ男性」に通用すると思いますか?
今回は、婚活女子が陥りがちな “奢り” に関する誤解と、ハイスぺ男性に好印象を与えるための正しい振る舞いについて、しっかりお話していきます。
◆「奢られて当たり前」な女性は、本命にされない
まず大前提として、高収入の男性は決して「ケチ」ではありません。
ただ、女性の金銭感覚や価値観を鋭く見抜いています。
彼らは日々、仕事でもプライベートでも様々な人間関係の中で過ごしています。
“誰がどんな動機で近づいてきているか” に、非常に敏感です。
だからこそ、
「奢られて当然」
「私は女なんだから、男が出すのは当たり前でしょ?」
という態度が透けて見えると、一気に冷めてしまうんです。
ハイスぺ男性の多くは、無償の優しさには応えたいけれど、搾取されるのは大嫌い。
「この子、本命はないな」と判断されて終わりです。
◆でも、毎回“全力で割り勘”は逆効果
ここでありがちな勘違いがあります。
「奢られて当然はダメってことは、毎回ちゃんと割り勘にすれば好印象なんでしょ?」
実はそれもちょっと違います。
特にハイスぺ男性にとっては、割り勘を毎回主張する女性には“余裕のなさ”を感じることもあるんです。
彼らは「好きな人には気持ちよく出してあげたい」と思うタイプが多いため、
「いいから払わせてよ」
「そんなに気にしなくていいのに…」
と思うこともしばしば。
では、どうするのが正解か。
◆“たまに奢る”のが最高の差し入れになる
ここで、ぜひ実践してほしいのが、
「ハイスぺ男性に対して、タイミングを見て“たまに奢る”」というアプローチ。
たとえば、こんなシーンを想像してみてください。
▶ 例①:彼がトイレに立ったタイミングで、先に会計を済ませておく
→「今日はありがとう、たまには私にもご馳走させて?」
▶ 例②:彼が仕事で疲れていた日、ちょっとしたカフェでスイーツを奢ってあげる
→「いつも頑張ってるから、甘いものくらい私がプレゼントするよ〜」
このように“彼が奢られ慣れていること”を逆手に取り、「え、嬉しい!」を引き出すのがコツです。
ポイントは、あくまで主導権を握るのではなく、
「あなたへの感謝や好意を、行動で表現したい」
という自然な姿勢を見せること。
この一手間が、他の女性たちと圧倒的な差別化を生み出すんです。
◆ただし!奢ってあげるのは“ハイスぺ男性限定”でOK
ここで重要な注意点。
「誰にでも奢る」必要は一切ありません。
むしろ、平均年収やそれ以下の男性に奢り返してしまうと、“都合のいい女”になってしまうリスクが高いです。
婚活の場でよくあるのが、
割り勘を当然としながらも家事は女性に期待する
「専業主婦は無理だけど、子どもは欲しい」と無自覚に語る
女性のやりがいや仕事に理解がない
といった“低スペックの自覚なき男性”。
こうした男性にまで好意を示してしまうと、逆に自分の価値を下げてしまう結果になりかねません。
だからこそ、「この人こそ誠実で経済的にも余裕があり、将来を考えてもいい」と思える相手にだけ、限定的に“ご馳走のサプライズ”を仕掛けてください。
◆まとめ:ハイスぺ男性に響く“お金の使い方”は「感謝とギャップ」
改めてまとめます。
✅ 奢ってもらって当然というマインドはNG!
→ 本命から外される危険性大。
✅ 割り勘主義を貫きすぎるのも、堅苦しい印象に。
→ 余裕のなさが伝わる可能性。
✅ ハイスぺ男性には、たまに奢るのが一番刺さる!
→ ギャップと好意が伝わる。
✅ 奢り返す相手は“厳選”する。
→ 誰にでもやると自分を安売りする結果に。
婚活では、「どう見せるか」「どう感じさせるか」が非常に重要です。
“お金の使い方”一つとっても、実はその人の価値観や将来像、相手へのリスペクトが如実に表れるもの。
だからこそ、男性がお金を出してくれた時は、金額ではなく「行動」そのものに感謝する。
そして、タイミングを見てサプライズで返す。
このバランス感覚が、
「この子となら、気持ちよく支え合える」
と思ってもらえるカギになります。
最後に。
「支え合える関係がいいな」と本気で思っているあなたに必要なのは、“奢ってもらうスキル”ではなく、愛情の渡し方なんです。
あなたの誠実さと小さな気遣いが、きっと“特別な誰か”に届きますように。