私は毒親に育てられました。特に母親はサイコパスという精神疾患を抱えていて、私の人生を制限し、支配していました。恋人を作るな、外出するな、旅行も禁止――そんな厳しい束縛の中で育った私は、やがて気づいたのです。「もし私が年齢を重ねて婚活市場での価値が下がったとき、母親は『お前は結婚しないのか?金食い虫!』と私を責めるだろう」と。
その未来が怖くて仕方なかった私は、18歳から婚活を始める決心をしました。マッチングアプリや婚活パーティ、結婚相談所を使い、最終的に結婚に辿り着いたものの、母親の干渉は想像以上に激しかったのです。
母親の支配から逃れるために
私は一度、結婚を考えている男性を母親に紹介しました。彼は結婚相談所で出会った10歳年上の資産家の男性でした。初めての両家顔合わせの場で、母親があまりにも異常な行動を取りました。「結婚は許さない」「年上だから頼りない」などと暴言を吐き、さらには私の婚約者の職場にまで怒鳴り込む始末。それにより、交際は破談となり、婚活は大きな挫折を味わいました。
振り返ると、この経験は私にとって大きな教訓となり、母親の支配から自由になるための強い決意を固めました。
若いなら、破談してもやり直しが効く
もしあなたがまだ若いのであれば、婚活の途中で破談になっても、傷は浅いです。あなたには立て直しのチャンスがたくさんあるし、何度でもやり直せるという安心感があります。なので、親に衝撃を与えるために、両家顔合わせを何度もしてみるのは戦略として有効です。親に「自分の人生は自分で決める」と強い意思を見せることで、親の態度が少し変わるかもしれません。
30代以上の場合、両家顔合わせを避ける選択も
一方、もしあなたが40代半ば以上の年齢であれば、婚活市場での時間は限られているという現実があります。そうした場合、両家顔合わせをして親に衝撃を与える戦略を取る余裕がないことも考えられます。そのため、最初から両家顔合わせを避けて、結婚を決めるという選択肢もあります。焦りがあるかもしれませんが、自分の幸せを最優先に考えるべきです。
親が反対していても、自分の人生を歩む勇気を持ちましょう。結婚は、親の意見ではなく、自分とパートナーの意思で決めるべきものです。
自分の人生を取り戻すために
私が伝えたいことは、どんな状況でも自分の人生は自分で決めるべきだということです。親からの干渉や圧力があっても、最終的にあなたの幸せはあなた自身の手の中にあります。親がどんなに反対しても、あなたが信じる道を進んでください。
婚活を進める過程で、親からの干渉を避ける方法はたくさんあります。早めに行動して親に衝撃を与えたり、年齢的に焦りを感じている場合には両家顔合わせを避けて駆け落ちするという選択肢を取ったり…いずれにしても、自分の幸せを最優先にすることが大切です。
私の経験から言えるのは、毒親に支配されることなく、自分の人生を切り開く勇気を持つことが一番重要だということです。もし、あなたも私のように毒親に悩んでいるのであれば、あなたの幸せを手に入れるために、今すぐにでも行動を起こすべきです。あなたの婚活がうまくいくことを心から願っています。