もちろ
今日は、MBTIタイプ別の中でも、ちょっと不思議で、でもどこか愛おしい関係性——冒険家(ISFP)女性×主人公(ENFJ)男性の夫婦相性について深掘りしていきます。
この組み合わせ、一見正反対にも思えるのに、実は心の根っこが優しさと愛で繋がっているという、奥深いカップル。だけど、どちらも「察してちゃん」タイプなので、感情の行き違いが起きやすいのも事実です。
では実際に、この夫婦にはどんな衝突が起きやすく、どうすればうまくいくのか?リアルなシチュエーションも交えつつ、5,000字でじっくりご紹介します。
■ 基本性格の違いをおさらい|冒険家(ISFP)と主人公(ENFJ)の心の中
まずは、それぞれの基本性格からおさらいしましょう。
◎冒険家(ISFP)妻の特徴
- 感性豊かで、空気を読むのが上手
- 一人の時間が大事。急かされるのが苦手
- 自分の世界観を大事にする
- 言葉より「感じて」くれる人が好き
- 実は芯が強く、自分の美学がある
◎主人公(ENFJ)夫の特徴
- 人を導くことが得意で、面倒見がいい
- 愛する人のために尽くすのが喜び
- 「みんなでハッピー」にしたがる平和主義
- 外交的で、感情表現はわりとオープン
- 理想主義で、夢を共有したがるタイプ
■ 相性診断:まるで太陽と月。違うから惹かれ合う関係
この2人、基本的には相性が良い部類に入ります。
なぜなら、主人公(ENFJ)の旦那さんは人に尽くすのが好き。そして冒険家(ISFP)の奥さんは、その優しさをちゃんと「感じ取る」感性を持っています。しかも主人公(ENFJ)は、冒険家(ISFP)がなかなか言葉にできない「心の動き」を敏感にキャッチできるタイプ。お互いにないものを持っているからこそ、惹かれ合うのです。
ただし——。
問題は、ストレスが溜まったときに真逆の反応をすること。
■ 夫婦生活で起きやすい衝突ポイント3選
1. 【スピード感の違い】「すぐに話したがる主人公(ENFJ)」と「一人で考えたい冒険家(ISFP)」
主人公(ENFJ)夫の口癖:「今この場でちゃんと話そうよ」
冒険家(ISFP)妻の心の声:「今はそっとしておいて…」
この食い違い、結構深刻です。
主人公(ENFJ)は、問題が起きたとき「すぐに解決したい」と思うタイプ。それに対し冒険家(ISFP)は、気持ちの整理に時間がかかるタイプ。感情を言葉にするのが苦手なので、考える時間を奪われるとさらに混乱してしまいます。
2. 【承認欲求の違い】「ありがとう」を言葉で欲しい主人公(ENFJ)と、「行動」で愛を表現する冒険家(ISFP)
主人公(ENFJ)の夫は、「ちゃんと感謝してもらいたい」タイプ。愛情表現もオープンで、相手にもそうあってほしいと望みます。
でも、冒険家(ISFP)の妻は照れ屋で、言葉より行動派。「あなたのために夕食を丁寧に作った」というような形で愛を示します。
結果、主人公(ENFJ)夫が「なんか、冷たくなった?」と不安になりがち。
3. 【社交性の差】「みんなと一緒が好きな主人公(ENFJ)」と「マイペースでいたい冒険家(ISFP)」
主人公(ENFJ)は社交的で、「家族ぐるみの付き合い」や「人を呼ぶパーティ」も大好き。
一方、冒険家(ISFP)は人疲れしやすく、予定を詰め込まれるのが大の苦手。そのため、「どうして断るの?」と主人公(ENFJ)夫に責められてしまうことも…。
■ こんな喧嘩、よくあります|リアルなすれ違いシーン
▼シチュエーション1:休日の予定、どっちが悪い?
夫(主人公ENFJ)「日曜日、大学時代の友達夫婦が遊びに来るって!楽しみだね!」
妻(冒険家ISFP)「え…また誰か来るの?この前も人来たばっかりだよね」
夫「え?何その反応。楽しみにしてないの?感じ悪くない?」
妻「……なんで私の気持ち、全然聞いてくれないの?」
こんな感じで、予定を「決定事項」として持ってこられると、冒険家(ISFP)はストレスを感じます。相手の気持ちより「楽しさ優先」で突っ走る主人公(ENFJ)の良かれと思った行動が、裏目に出るパターン。
▼シチュエーション2:ちょっとした不満の伝え方で大喧嘩
妻(冒険家ISFP)「最近ちょっと疲れてるから、夜は一人でゆっくりしたいな」
夫(主人公ENFJ)「え?なんか俺が嫌ってこと?そういう言い方、傷つくよ…」
妻「なんでそうなるの?自分の時間が欲しいだけって言ってるじゃん」
夫「俺は一緒にいたいのに、それを否定されて…もうわかんないよ」
冒険家(ISFP)の「距離を置きたい」というサインを、主人公(ENFJ)は「愛されてない」と受け取ってしまいがち。感情表現の受け取り方にズレがあるからこそ、真逆の解釈になるんです。
■ 夫婦生活をうまく活かすための3つのポイント
①:冒険家(ISFP)は「気持ちのプロセス」を説明してあげると◎
冒険家(ISFP)の妻は、黙っていても「察してよ」と思いがち。でも主人公(ENFJ)は、気持ちを「言葉」で知りたいタイプです。
だから、たとえばこういう言い方にするとスムーズになります。
「今日はひとりで静かに過ごしたい。でもあなたを嫌いになったわけじゃないよ。」
これだけで主人公(ENFJ)は安心します。不安を消してあげる言葉を少しだけ添えるのがコツ。
②:主人公(ENFJ)は「待つ力」を覚えることが重要
主人公(ENFJ)は解決を急ぎがち。でも、冒険家(ISFP)の気持ちは内側でじわじわ熟成してから言葉に出るタイプなので、急かすと逆効果。
「答えが出たら教えてね。待ってるから」
この一言で、冒険家(ISFP)は「信じてもらえてる」と感じて心を開きやすくなります。
③:感謝と愛情表現は「言葉」と「行動」の両方で
主人公(ENFJ)は言葉で愛されたい、冒険家(ISFP)は行動で愛を示したい。だからこそ、お互いに相手の「伝え方」に合わせる努力が必要です。
- 冒険家(ISFP)は、「ありがとう」「うれしい」を言葉にしてみる
- 主人公(ENFJ)は、時には黙ってそっと抱きしめてあげる
どちらも、「自分と違うけど、受け止めよう」という姿勢がとても大切です。
■ まとめ|違うからこそ補い合える、最強夫婦
冒険家(ISFP)×主人公(ENFJ)夫婦は、一見正反対に見えるけれど、実はとても補い合える関係です。
- 感性派の妻と、理想派の夫
- 沈黙を好む妻と、言葉を尽くしたい夫
- マイペースな妻と、リーダー気質な夫
どれも真逆だけど、だからこそ支え合える。お互いに歩み寄ることをやめなければ、この夫婦はとても強い絆で結ばれていきます。
恋愛も結婚も、「似てる人」より「補い合える人」の方が、ずっと深くて面白い。
あなたのパートナーとの関係も、もしかしたら「違いの中にある愛」に気づくことで、より豊かになるかもしれません。
以上、冒険家(ISFP)×主人公(ENFJ)の夫婦相性診断でした。
MBTIで見る夫婦関係、意外な発見がたくさんあります。今後もいろんな組み合わせを解説していくので、ぜひお楽しみに♡
ご希望があれば、他の組み合わせの解説や、具体的なお悩み相談も記事化可能です。お気軽にご依頼ください!